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高圧開閉器(全般)

高圧開閉器

Q1. 定格電流は200A、300A、400A、600Aがありますが、どれを選定したらよいですか?

基本的には開閉器設置点の系統短絡容量と変圧器容量によって決めてください。
(通常お客様で選定)

【系統短絡容量】
高圧需要家では電力会社変電所の電源容量によって決まります。
国内では大きく3地区に分けられます。
・160MVA地区...開閉器定格電流は300A以上
・100MVA地区...    〃    200A以上
・50MVA地区...    〃    100A以上
特高需要家では受電点の電源容量により決まります。

【変圧器容量】
変圧器の定格一次電流を算出します。
三相6kVでは変圧器容量を10で除算すれば概略の数値がつかめます。
[例]500kVAの場合 500÷10=50A
以上のことから、変圧器定格一次電流50Aでも開閉器設置点の系統短絡容量が100MVA地区であれば、200Aを設置しなければいけません。

Q2. 同じ用途でも気中形、真空形、ガス形といろいろな種類がありますが、どれを奨めたらよいですか?

大きさ、重量、性能、経済性、保守点検の容易性などを考慮し、お客様の要求する品質性能と経済性に合ったものをお奨めしてください。
(目先の経済性にとらわれず長く安心して使用できる商品を奨めることが信頼につながります)

それぞれの簡単な特長は次のようになります。
・気中形...保守点検が容易、安価(これまでの実績で安心を買うならこれです)
・真空形...高性能
・ガス形...高性能、小形、軽量(密閉構造のため使い捨て形と考えてください)

Q3. 区分開閉器とは?

  1. 電力会社と高圧需要家との配電線の境界点に設置する開閉器。
    高圧需要家とは6600Vを引込み、契約電力50kW以上を使っている事業所のことで、正式には自家用電気工作物設置者といいます。
  2. 工場構内において、配電線路を各エリアに分けて配線し、その分岐点に設置する開閉器。
    これは保守点検などの際に停電区域を最小範囲にとどめるためです。

Q4. 責任分界点用区分開閉器とは?

Q3の「(1)電力会社と高圧需要家との配電線の境界点に設置する開閉器」がこれにあたります。
一部の地域ではこの責任分界点に「入」「切」のみの開閉器を設置していましたが、 近年では波及事故防止のために地絡継電装置付開閉器(GR付開閉器)を使うように経済産業局や電力会社で指導されています。
また、出向え方式(Q6を参照)といって高圧需要家側では区分開閉器を設置されないこともあります。

Q5. 責任分界点用とは?

電力会社と高圧需要家との配電線の接続点であり、それぞれの責任の範囲を明らかにするものです。
具体的には責任分界点用区分開閉器の電源側の接続部ということになります。

Q6. 出向え方式とは?

電力会社の電柱に設置されている高圧の分岐開閉器の負荷側から、高圧ケーブルで高圧需要家の受電室内のDSまたはLBSまで直接引込む方式です。

【DS】
ディスコンとも呼び負荷の開閉はできませんが、電気機器の点検などの際に高圧回路から電気を切離すためのスイッチです。

【LBS】
限流ヒューズ付の高圧負荷開閉器で負荷の開閉もできます。

Q7. 受電用第1号柱とは?

責任分界点用区分開閉器を設置するための電柱のことです。
都市においては電柱を建てることが不可能な場合は、ビルの屋上に鉄パイプでアングルを組んで設置したり、ビルの側面の取付けたりすることがあります。

Q8. ケースの錆腐食に対する重耐塩塗装形、ステンレス製ケース形の使い分けは?

設置場所(条件)により使い分けてください。

・海岸に近い場所で塩害のひどい場所
(ステンレス製ケース形をお奨めします。)
・温泉地帯などの腐食性ガスのある場所
(ステンレス製ケース形をお奨めします。)
・鋼板製(塗装品)...塩害がひどくない場所
(ケースの塗装に衝撃などによる傷をつけたりしない限り十分使用に耐えます)

Q9. 柱上開閉器の更新時期は?

日本電機工業会発行の「汎用高圧機器の更新推奨時期に関する調査報告書」によると、高圧交流負荷開閉器の更新推奨時期は次のようになっています。

・屋内用...15年または負荷電流開閉回数200回
・屋外用...10年または負荷電流開閉回数200回

但し、この報告書によりますと、上記の更新推奨時期は機能や性能に対する製造者の保証値ではなく、通常の環境のもとで通常の保守点検を行って使用した場合に、機器構造材の老朽化などにより新品と交換した方が経済性を含めて一般的に有利と考えられる時期となっておりますので、更新時期は環境条件などを考慮する必要があります。

Q10. オイルレス化とは?

以前は高圧開閉器の大半は消弧媒体に絶縁油を使用したオイルスイッチ(油入開閉器:POS)が使われてきましたが、柱上での爆発事故が相次いだため、昭和48年に通産省から「高圧受電設備の施設指導要領」として通達がされ、以後は油を使わない開閉器への切替えが促進されました。こ のことを業界ではオイルレス化と呼んでいます。
現在ではごく一部を残し第1柱のオイルレス化はほぼ完了したようですが、ビルや工場構内においては依然POSが相当数残っており、取替えの潜在需要として忘れてはいけません。

Q11. 自動操作形で遠方制御する場合はどれくらいの距離まで可能ですか?

機種により異なりますので、ユーザーで考えられている距離、操作線のサイズ、操作変圧器の種類(配電用変圧器、計器用変圧器、操作用変圧器など)を調査し、当社へご相談ください。

Q12. ガス開閉器のガスが漏れたらどうなりますか?

ケース内が完全に空気と入替った場合は性能は保証できません。例えば、入の状態から切にした場合は内部短絡します。また耐雷性も弱くなります。
当社では次のようにガス漏れに対しては万全な処置を施しています。

当社溶接方法 一般的な溶接方法
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ケースの溶接はヘリ継手にして先端を溶かしながら溶接するため、十分な溶かし込みと溶接管理ができ、気密性を高めています。 ※肉厚状態が生じやすく、腐食などによるピンホールの危険がある

Q13. 双投形とは?

通常受電している電源が停電した場合に、予備電源に切換えて投入できるタイプでダブルスローともいいます。当社では予備線切換開閉器として、手動形と自動的に予備電源に切換える自動形があります。
病院やコンピュータの普及など、高度情報化に伴い無停電化の傾向が高まっており、それを反映してここ数年需要が急速に伸びています。

Q14. 自家用発電機を系統連系していますが、電力会社配電線の停電時には、責任分界点用区分開閉器は開放することがありますか?

電力会社配電線が停電し、責任分界点用区分開閉器の過電流ロック値以上の電流が電力会社の配電線に流出した場合にはSO動作により開放します。開放した場合には、次の手順により復帰をお願いします。

①連系CBが開放であることを確認。
②SOG制御装置のSO動作表示を復帰。
③責任分界点用区分開閉器をリセットし、投入。

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