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トップ > 電気的・機械的設備> 各設備仕様/FAQ(よくあるお問い合わせ)

各設備仕様

■ 短絡発電機試験設備

メーカー株式会社東芝
発電機容量200MVA(60Hz)

■ 雷インパルス耐電圧試験設備

メーカー日新パルス電子株式会社
型式IVG-400K050W-2N
最大出力電圧300kV(高圧インパルス電圧発生装置)
出力波形1.2±30% / 50㎲±20%(高圧)

■ 部分放電試験設備

メーカー株式会社フジクラ・ダイヤケーブル(計測器)
公称電圧25kV/50kV(2タップ)
パルス分解能約20㎲
指示範囲5~5000pC(対数目盛)

■ 振動試験設備

メーカーIMV株式会社
加振力19.6kN
最大加速度980m/s2
最大変位正弦波:30mmp-p、ショック・ランダム派:51mmp-p
振動数範囲1~3000Hz(条件・制限あり)
最大搭載重量300kg(制限あり)

■ 耐トラッキング性試験装置

メーカー東京精電株式会社
型式TSC-11D-1CH
試験電圧範囲50~1000V
自動滴下間隔1~60秒(可変可能)
電解液滴下量12~32mm3(可変可能)
電極白金もしくは真鍮(形状 厚さ2mm×幅5mm 先端角30°)

■ 人工地絡試験設備

メーカー自社製作
試験電圧・周波数6.6kV・60Hz
中性点接地方式非接地(接地変圧器実装)
地絡方向電源側/負荷側 切替
零相電流最大40A
地絡発生時間最大5秒


FAQ (よくあるお問い合わせ)

■ 短絡発電機試験設備

Q1.短絡発電機とはどのような設備ですか?

配電線上などの電気的な事故によって発生する大電流を流すことができる設備です。
短絡発電機を用いることで、通常の負荷電流の開閉試験に加え、事故時の大電流が流れた際に機器がどのような影響を受けるか、模擬した試験をすることができます。 7.2kVであれば、12.5kA(rms)、0.4sの電流を流すことができます。

Q2.周波数50Hzでの試験は可能ですか?

周波数60Hz固定となるため、50Hzでの試験はできません。


■ 耐電圧試験設備

[商用周波耐電圧試験]

Q1.周波数50Hzでの試験は可能ですか?

周波数60Hz固定となるため、50Hzでの試験はできません。

Q2.どのくらいまで電圧を印加することが可能でしょうか。

負荷によって変動致しますが、60kV程が目安となります。


[雷インパルス耐電圧試験]

Q1.印加波形はどのようなものでしょうか。

雷インパルス電圧の標準波形1.2/50になります。 (波頭長1.2μs、波尾長50μs)

Q2.どのくらいまで電圧を印加することが可能でしょうか。

最大で300kVの電圧印加が可能です。なお、供試品の負荷は2000pF以下になります。

[汚損性能試験]

Q1.周波数50Hzでの試験は可能ですか?

周波数60Hz固定となるため、50Hzでの試験はできません。

Q2.どのくらいまで電圧を印加することが可能でしょうか。

最大33kVまでとなります。


■ 部分放電試験設備

Q1.部分放電試験とは?

絶縁材料に電圧を印加すると、その中に存在するボイドや異物混入などの欠陥に微弱な放電が生じる場合があり、その放電を検知して試験品の絶縁性を評価する試験です。

Q2.周波数50Hzでの試験は可能ですか?

周波数60Hz固定となるため、50Hzでの試験はできません。

Q3.どのくらいまで電圧を印加することが可能でしょうか。

最大50kVの電圧印加が可能です。

Q4.遮蔽された室内とはどのようなものでしょうか。

シールドルームとなります。

Q5.シールドルームの性能はどの程度でしょうか。

遮蔽効果60dB、周波数範囲150kHz~2000MHzほどです。


■ 振動試験設備

Q1.振動可能なサイズおよび重量はいくらですか?

テーブルサイズは水平方向1500mm×1500mm、垂直方向1000mm×1000mmです。
供試品の全高および質量で試験可能な条件が変わるため、詳細はお問い合わせください。

Q2.指定の振動波形での試験はできるでしょうか。

お客様で用意された特殊な振動波形での試験実施はできません。周波数を可変させるスイープ試験は可能です。詳細はお問い合わせください。


■ 耐トラッキング性試験装置

Q1.サンプルサイズや必要サンプル枚数を教えてください。

20×20×3mm以上でご準備ください。サンプル枚数は試験条件にて異なるため、ご相談ください。

Q2.CTI(比較トラッキング指数)測定は可能ですか?

可能です。

Q3.浸食深さの測定は可能ですか?

可能です。

Q4.DIN53480の試験対応は可能ですか?

先端刃先角が60°の白金電極を所有しておりませんので、試験対応不可となります。
なお、DIN53480は現在廃止されており、『DIN EN IEC 60112:2022』に置換されています。
 ※『DIN EN IEC 60112:2022』の試験は対応可


■ 人工地絡試験設備

Q1.どのような地絡が発生可能ですか?

ギャップ地絡、抵抗地絡、ケーブル地絡が主です。試料を用意いただければ、枝や葉など樹木の地絡も可能です。

Q2.地絡様相で何が変わるのですか?

地絡波形が異なります。ケーブル劣化や鳥獣接触などで、針状波や三角波など様々です。

Q3.周波数50Hzでの試験は可能ですか?

周波数60Hz固定となるため、50Hzでの試験はできません。

Q4.地絡電流は任意に変更できますか?

対地静電容量の組合せで以下の範囲が設定可能です。
・電源側地絡:約2A~39A
・負荷側地絡:約0.4A~23A

Q5.連続印加できる時間はどれぐらいですか?

最大5秒間まで印加できます。 5秒印加後、再操作により繰返し印加することも可能です。

Q6.線間で地絡させることはできますか?

できません。1相(中相)と対地間に地絡を発生させる仕様です。

Q7.地絡波形を保存することはできますか?

メモリーハイコーダ等の測定機器を持ち込みいただき保存できます。

Q8.機器の操作は任せてもよいのですか?

安全のため、弊社の技術員が試験環境の構築、機器の操作をおこないます。

Q9.設置できる機器サイズは?

6kVラインへの機器設置は、約(W)2m×(D)0.8m×(H)1mの機器まで。地絡点への機器設置は約(W)0.6m×(D)0.6m×(H)1mまで、低圧機器は、操作室内に設置可能なサイズであれば問題ありません。

Q10.地絡原因となる樹木などは持込となるのか? 準備して貰えないか?

ケーブルなど、弊社が常備する試料であれば費用を含めご相談下さい。樹木などの試料は弊社では準備できません。

Q11.高圧側電圧値は変更可能でしょうか。

できません。6.6kVのみです。

Q12.短絡試験も可能ですか?

できません。

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