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電源側負荷側双方向配線路探査器 ロードチェッカ

電源側負荷側双方向配線路探査器

Q1. ラインチェッカとロードチェッカの違いは?

  1. ラインチェッカは送信器接続点から電源トランスの間の配線が探査対象です。
  2. ロードチェッカは、上記の機能に加え送信器接続点から負荷側の探査も出来ます。
    但し、漏電点探査は出来ません。また適用は200V回路までです。

Q2. 受信器の電池に9Vマンガン電池は使用できますか?

スイッチを入れた瞬間にやや大きな電流が流れるために、マンガン電池では電圧がドロップし、LEDランプ誤点灯、動作しない、電池寿命が短いの不具合が発生します。
従って、必ずアルカリ乾電池を使用してください。

Q3. クランプCTでクランプできる電線サイズは?

内径がφ33の為、CVまたはCVT単芯の場合325㎣までです。

Q4. 400V回路は探査できませんか?

使用電圧の上限は240Vまでです。

Q5. 単相3線回路で電源から負荷側を探査する場合、クランプCTおよび探査用負荷はどの相に接続するのですか?

100V回路を探査する場合

200V回路を探査する場合

Q6. 単相3線回路で負荷から電源側を探査する場合、クランプCTおよび探査用負荷はどの相に接続するのですか?

100V回路を探査する場合

200V回路を探査する場合

Q7. 三相3線回路で電源から負荷側を探査する場合、クランプCTおよび探査用負荷はどの相に接続するのですか?<

  1. クランプCTは任意の1相にクランプしてください。
  2. 探査用負荷はクランプCTをクランプした相と、他の任意の1相に接続してください。

Q8. 三相3線回路で負荷から電源側を探査する場合、クランプCTおよび探査用負荷はどの相に接続するのですか?

  1. 探査用負荷は任意の2相に接続してください。
  2. クランプCTは探査用負荷の孔部にクランプしてください。

Q9. 死線回路の探査は可能ですか?

死線回路でも探査できます。(詳細は取扱説明書参照下さい)

Q10. 探査中に受信器の判定用LEDランプが2~3個連続して点灯し、残りは
 点滅するときがある。

探査回路に接続されている機器から発生するノイズによるものです。2~3個連続点灯して、残りのLEDランプが点滅し「ピッ」「ピッ」というブザ-音が確認できる状態であれば探査可能ですが、連続点灯する個数が多く、「ジ-」「ジ-」というブザ-音がすれば、ノイズ源と思われる機器の使用を中止してください。

Q11. ブレ-カの探査でどのブレ-カにも反応する。

モ-ド切替がブレ-カ又は電線(低、または高)の位置になっているか確認してください。探査負荷やその他の位置の場合、感度が高すぎて区別がつきません。

Q12. 受信器の電源スイッチを押した時、一度LEDランプが点灯しその後
 消灯する。

LEDランプの点灯確認のために、電源スイッチを押した瞬間に一時的にLEDランプが点灯します。(同時にブザー鳴動)異常ではありません。

Q13. 受信器の電源スイッチを押した瞬間に、LEDランプが点滅しない。

内蔵の電池(9V)寿命が考えられます。バッテリ-チェック用LED(緑)ランプが点灯しているか確認してください。消灯していれば新しい電池と交換して下さい。この場合必ずアルカリ乾電池をご使用ください。

Q14. 動作時にクランプCTから『キーン』という音がする。

異常ではありません。探査信号に高周波信号を使用していますのでCTコアが高周波振動を起こしている音です。商用電源のトランスの場合も同じ現象が出ますが周波数が50または60Hzと低い為『ブーン』という音になっています。

Q15. 動作時にクランプCTが少し熱くなる。

異常ではありません。クランプした電線に流れる負荷電流と、探査信号電流により若干発熱します。

Q16. 受信器のLEDランプ点滅とブザー音が不規則になる。

ロードチェッカの場合、ノイズの影響を受けた場合はLEDランプの点滅とブザー音が不規則になります。
信号を正しく受信した場合の表示は下記のとおりです。間違いのないようにしてください。

【LC-A型の場合】
LEDランプの規則正しい点滅と規則正しい断続音
(1秒間に約3回の割合の連続点滅)

【LC-B型の場合】
LEDランプの規則正しい点滅と規則正しい断続音
(1秒間に約3回の割合で1.6秒間点滅しその後1.6秒間休止の繰り返し点滅)