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故障モジュール特定装置 セルラインチェッカ

故障モジュール特定装置 セルラインチェッカ

Q1. 探査方法を教えてください。

故障モジュール特定方法は以下の通りです。
①測定するストリングのブレーカを切ります。
②送信器をストリングブレーカのモジュール側端子へ接続します。
③受信器でモジュールをトレースし、音と光による反応があれば正常で、反応がない箇所が故障箇所です。
※その他にもバイパスダイオード断線箇所の特定やモジュール間配線の断線箇所の特定が可能です。

Q2. 電界モードと磁界モードの違いは何ですか?

磁界モードは、送信器が負荷となり電流を流し、その磁界を受信器で探査します。しかし、例えばモジュール間を繋ぐケーブルが断線している場合などは、電流が流れる経路が遮断されますので、その時は電界モードで信号を注入し、その信号を探査することになります。用途は以下の通りです。
≪磁界モード≫
 モジュール間断線/ケーブル断線箇所の特定/ストリング構成の確認
≪電界モード≫
 未発電モジュール(クラスタ、セル)の特定/バイパスダイオード健全性の確認/断線確認/ストリング構成の確認

Q3. パネルの上部まで受信器が届かず探査できません。何かいい方法はありますか?

オプション品にて延長棒のロッドセンサをご用意しております。最大2mまで延長可能です。

Q4. 探査可能距離は?

モードや電線の抵抗によって変わりますが、磁界モードの場合500m、電界モードで150m程度は測定が可能です。

Q5. 曇りの日でも探査できますか?

探査可能です。

Q6. バックコンタクト方式のモジュールの探査は可能ですか?

探査可能です。

Q7. 校正は必要ですか?

当該商品は探査器ですので測定器のように校正の必要はありません。