畜産排水は、生物処理を行っても、その処理水は薄い茶色に着色しています。近隣住民の感情に配慮し、処理水の脱色のニーズが高まりつつあります。 戸上電機製作所は、オゾンと当社独自の技術(マイクロバブル発生装置)を組み合わせ、強制酸化法に脱色を行います。 オゾン気泡をマイクロバブル化させることにより、色素成分との接触面積を広くします。 また、マイクロバブル化させることで、水中に長く滞留するので、排オゾンガスも極力削減できます。 養豚(糞尿分離)、酪農(パーラー排水)では、MF膜処理後に脱色施設を併設することが可能です(脱色には、膜処理、脱窒素処理が必須です)。 膜処理水に対し、オゾン脱色を行い、透明に近い放流水を排出することができます。