お客様に向けて
品質方針
「お客さまが最大に満足される商品を提供します」
1.「世界一質(Q:品質 C:価格 D:納期)のよい商品の提供」を通して、お客さまとの共存関係を増強していく
2.お客さまの要求を満たすために、品質マネジメントシステムの有効性について継続的改善を図る。
1999年9月10日
株式会社戸上電機製作所
代表取締役社長 戸上信一
ISO9001:2015の認証取得について
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- 認証規格
- ISO9001:2015
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- 発行日
- 2017年8月25日
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- 初回登録日
- 1995年6月30日(ISO9001:1994)
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- 有効期限
- 2027年6月22日
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- 認証登録番号
- JQA-0913
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- 審査登録機関
- 一般財団法人 日本品質保証機構(JQA)
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- 認証対象製品
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下記の1~7項の審査登録範囲に示された建設に関わる設備・機器の設計、施工及び付帯サービス (引取り修理及び現地保守)
1.電磁開閉器
2.電子制御機器
3.探査・測定機器
4.高電圧用開閉器
5.高低圧スイッチギヤー
6.モーターコントロールセンター
7.コントロールギヤー
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- 認証対象組織
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認証対象製品に対応する組織
1.株式会社戸上電機製作所
2.株式会社戸上電機製作所名古屋工場
3.株式会社戸上コントロール本社・第一工場
4.株式会社戸上コントロール第二工場
5.株式会社戸上デンソー配電盤工場
品質改善活動
戸上電機グループでは、品質の維持・改善を図るため、QC(Quality Control)活動に取り組んでいます。その一環として、毎年、当社及びグループ会社の各部門における、品質改善活動の活性化や好事例の横展開を図る目的で、社内QC大会を開催し、品質改善活動の成果発表を行っています。また、優秀な成績を修めたサークルは、(一財)日本科学技術連盟主催のQC大会へも積極的に参加し競い合うことで、さらなるレベルの向上に努めています。これらの活動は、部門・専門領域を超えた人と技術の交流を図り、新たな発想を生むきっかけとなっています。


従業員に向けて
働きやすい環境
働き方改革
当社では、従業員一人ひとりが働きやすい環境を整えるため、働き方改革に関する以下のような取り組みを実施しています。
取り組み | 概要 |
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平均残業時間の確認 | 毎月1回全社員の残業時間のモニタリングをし、残業時間の多い社員については、本人及び上司に対し、改善を促すようにしている。 |
有給休暇取得率の確認 | 毎月1回全社員の有給休暇の取得状況モニタリングをし、取得日数が少ない社員については、本人及び上司に対し、改善を促すようにしている。 |
ノー残業デーの設定 | 週2日(水曜日、金曜日)をノー残業デーとして設定 |
ストレスチェックの実施 | 労働安全衛生法の改訂により義務化された2015年以来、毎年1回ストレスチェックを実施し、受検率100%を維持。 |
両立支援制度
当社は、育児や介護などのライフイベントにかかわらず、誰もが能力を最大限発揮できる働き方の実現と職場風土の醸成を目指し、以下のような両立支援制度を実施しています。
区分 | 制度 | 概要 |
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育児との両立支援 | 産前産後休暇 | 産前8週間(多胎妊娠の場合14週間)、産後8週間取得可 |
育児休職 | 本人もしくは配偶者が産後休暇終了後、子どもが満2歳に達する日の前日(最長)まで取得可 | |
配偶者出産休暇 | 従業員の配偶者が8週間(多胎妊娠の場合は14週間)以内に出産する予定の場合および産後8週間について、5日を限度として取得可 | |
短時間勤務(育児) | 子どもが小学校3年生終了時までに所定労働時間から最大2時間短縮可 | |
子の看護休暇 | 未就学の子どもがいる場合、1年間につき5日(対象となる子どもが2人以上いる場合は10日)を限度として取得可 | |
介護との両立支援 | 介護休職 | 1年以内(介護休業開始予定日の翌日から起算して1年を経過する日まで)の範囲で申請期間の取得可 |
短時間勤務(介護) | 原則として1回につき1ヶ月以上1年以内の範囲で、所定労働時間について1時間単位で短縮可 |
従業員エンゲージメントの向上
当社では、従業員のエンゲージメント向上を目指し、働き方改革の実施、評価制度の適正な運用、資格取得支援制度を通じた積極的キャリア開発の支援など様々な取り組みを行っています。
また、2025年1月に従業員エンゲージメント調査を実施し、2025年3月1日にダイバーシティ推進プロジェクトを発足させました。今後は、本調査及び本プロジェクトを通じて経営施策の理解や各種人事施策の効果検証・測定を行うと同時に、明らかになった諸課題を解決することで、経営層と全社員がより一体となった企業風土の醸成を目指していきます。
人財育成の取り組み
人財育成方針・社内環境整備方針
1.人財育成方針
「社会を、地球を、未来を豊かに。」の企業理念に基づき、企業が社会の一員であることを十分に認識し、社会にとって有用な存在であり続けるためには、人間力と実務力を持った社員が必要と考えています。企業理念実現のためにも、戸上電機グループ従業員が“行動力・成長力・創造力・基礎力・共有力”の5つの力を身に付け自律した人財に成長できるように支援します。

取り組みとして、専門分野の区分及び階層に応じて、基本の習得と経験(OJT)を融合しつつ、必要かつ効果的なタイミングで教育プログラム(OFF-JT)を実践します。
また、社員が自発的行動により自身の価値を向上できるよう、自己啓発を推奨していきます。
2.社内環境整備方針
時代の変化と共に、社員と会社が継続して成長できるよう、多様性を尊重し、いきいきと働くことのできる環境を築くとともに、仕事と生活の調和のとれた働き方を推進していきます。
・社員の安全確保と心身の健康増進に取組み、風通しの良い健全な職場環境を整える
・ワークライフバランスを重視し、業務の効率化を図り、公平で働きやすい環境づくりと制度構築に取り組む
・社員の多様性を尊重し受容するとともに、一人ひとりが能力を最大限発揮できるように平等な機会の提供を行う
人財能力開発
1.OJT
当社では、従業員の成長の基本は、人財育成を意識した適切な配置と日常業務を通じて計画的・継続的に行われるOJTが基本にあると考えています。OJTでは、知識やスキルを身に付けるだけでなく、人としての成長も促しています。
またスキルマップを作成し、従業員ごとのスキルレベルを可視化させることで、従業員が主体性とキャリア意識を持って仕事に取り組めるようにしています。
2.教育プログラム(OFF-JT)
①階層別研修
当社では、入社年次や役職などの各階層で期待される職務遂行能力の習得のため、様々な階層別研修を実施しています。
②外部研修
当社では、年齢や階層によって必要別スキルマップの作成によって判明した足りないスキルを補うため、外部開催の短期・長期セミナーを活用しています。
3.自己啓発支援制度
当社では、従業員の潜在能力の向上及びキャリア開発のため、以下の自己啓発支援制度を設けています。
①通信教育・e-ラーニング
当社では、年齢や階層によって必要別スキルマップの作成によって判明した足りないスキルを補うため、外部開催の短期・長期セミナーを活用しています。
②社内勉強会支援
当社では、熟練技能者を「マイスター」に認定することによって、その技能を更に向上させると共に、後進の目標となることで技能の伝承及び育成を図っています。また、マイスターによる社内勉強会も実施しています。
③資格取得奨励金制度
従業員のスキル向上が、会社のレベルアップに繋がると考え、自己啓発を支援する取り組みを行っています。所定の公的資格についてその取得者に資格取得奨励金を支給しています。

地域社会に向けて
次世代育成
修技館の設立と技能五輪全国大会への挑戦
修技館は、技能向上、技能伝承、人財育成を目的に設立され、毎年11月に開催されている技能五輪全国大会での上位入賞をめざして、県代表に選出された社員が日々訓練を行っています。その他にも、国家資格である技能検定にチャレンジする社員が、自己研鑽を行う場所にも活用され技能の礎を育んでいます。
技能五輪全国大会は1963年から始まり、23歳以下の技能者を対象とした技能レベルの日本一を競う、技能競技大会となるため、選手となる社員が2回挑戦できるよう、2年間の専任とし、訓練を行っています。競技種目は、42種目あり、全国から選抜された1,000人以上が出場していますが、当社は、フライス盤加工の種目に挑戦しています。
100分の1ミリのズレも許されないとても高度な技能で、制限時間内(5時間)に課題を作り上げるという、技能だけでなく精神力や集中力も必要な非常に過酷な競技でもあります。


スポーツの支援
プロスポーツへの支援
地元の皆さんとともにスポーツを盛り上げることは、地域社会の活性化とスポーツ振興の貢献につながります。そのため、九州、佐賀県を拠点とする各種プロスポーツ団体とスポンサー契約を締結しています。
地域貢献に加え、従業員がスポーツ観戦を通じて豊かな気持ちになってもらうことも、スポーツ支援の狙いの一つ。各チームから提供される協賛特典は、従業員に積極的に還元しています。
部活動の紹介
当社では、陸上競技部、野球部、バレーボール部が主に活動をしています。
■ 陸上競技部の活動
創立61年目、2019年に初のニューイヤー駅伝へ出場しました。競技としての活動はもちろん地元での審判員としての活動、佐賀市主催の子供への陸上教室へ参加する等、佐賀県の陸上競技の活性化に力を注いでいます。

■ 野球部の活動
野球部は、各大会での全国大会出場や本国体入賞経験があります。また、小学生に対する指導も定期的に行っています。野球を通じて、地域とのかかわりを大切にし、地域活性化に繋げています。

■ バレーボール部の活動
バレーボール部は、2007年度に全国大会へ初出場を果たし、それ以降、毎年全国大会・九州大会へ出場しています。 また地元の学生に指導などを行い、地元バレーボールの発展に協力しています。

芸術への支援
芸術文化は、人・風土・歴史・国そのものを現し、生きる喜びやみずみずしい感動を与える「心豊かな社会」にとって欠かせない大切なものです。芸術文化への支援を通じ、優れた作品の鑑賞の場の提供、活動への協賛を行っています。
■ 佐賀市文化会館
オフィシャルパートナーとして、佐賀市文化振興財団への文化事業への協賛を通じ、地域文化の振興をサポートしています。
■ 各種イベントへの協賛
2022年佐賀県立美術館で開催された「小木曽誠展」をはじめ、文化芸術イベントへの特別協賛を行っています。
・小木曽誠展(2022年)
・山下清展(2024年)
・写実絵画の精鋭展(2025年)

地域交流
SAGAものスゴフェスタにブース出展
毎年開催されるSAGAものスゴフェスタにおいて、銅板で昆虫を製作するブースを出展しています。カブトムシやクワガタといった昆虫を製作できるとあって県内外から多くの方々が訪れ、昆虫製作を体験して頂きました。今後も地域社会の皆様との交流を促進していきます。


Togamiふれあいまつり
当社では、従業員やその家族、近隣の方等を対象に当社敷地内で「Togamiふれあいまつり」を開催しています。
「Togamiふれあいまつり」では、ステージでのライブや抽選会等を行っており、従業員間、地域の方々とのふれあいを深める内容となっています。


社会貢献活動
社会から必要とされる企業であるためには、企業として社会的責任を果たし、地域のみなさんから信頼されることが大切であると考えます。先ずは身のまわりからできることとして、当社では以下のような取り組みを行っています。
献血の協力
従業員に対する献血活動を推進しており、年に2回、社内献血を実施しています。その功績が評価され、2017年には日本赤十字創立140周年社業功労者社長特別表彰を受賞しました。また、2020年には継続的に実施してきた日本赤十字社の活動への支援に対し、感謝状をいただきました。

ゼロカーボンシティさがし推進パートナー
2025年1月15日、当社は佐賀市のゼロカーボンシティさがし推進パートナーに認定されました。
「ゼロカーボンシティさがし推進パートナー制度」とは、佐賀市が2050年までに市内の二酸化炭素排出量実質ゼロを実現するため、この取り組みに協賛する事業者をパートナーとして認定する制度です。
当社はこれからも、佐賀市の「ゼロカーボンシティさがし」の実現を目指し、二酸化炭素排出量の削減に取組んでまいります。
▼ 佐賀市HP「ゼロカーボンシティさがし推進パートナー制度」

事業所周辺の清掃活動
毎年6月環境月間に合わせた県下一斉ふるさと美化活動への参加、その他にも、さわやかマイタウンSAGA(アダプト・プログラム)活動の一環として、定期的な会社周辺の清掃活動に取り組んでいます。2024年10月に開催されましたSAGA2024国スポ・全障スポに向け、2024年8月31日に開催された「佐賀まち!ごみゼロ大作戦」に参加しました。国スポ・全障スポで訪れる選手や関係者、観客の皆様をきれいな町でお迎えしようという思いで活動に取り組みました。

災害支援
戸上電機製作所では、国内外の様々な災害に際し、義援金の拠出などにより、被災者の救援や被災地の復興を支援しています。
取り組み・活動 | 寄付実績 |
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能登半島地震被災地への支援(2024年1月) | 300万円 |
令和3年8月佐賀豪雨に対する支援(2021年9月) | 戸上電機製作所、戸上メタリックス、戸上化成、戸上コントロールの4社で200万円 |
九州北部豪雨に対する支援(2017年7月) | 戸上電機グループ、戸上電機幹部会、戸上電機労働組合で50万円 |
熊本地震被災地への支援(2016年4月) | 戸上電機グループ、戸上電機幹部会から530万円、従業員から約26万円 |
東日本大震災震災地への支援(2011年3月) | 戸上電機製作所から300万円 |