一般的な工場排水とは異なり、畜産排水は窒素成分を豊富に含みます。このため、汚濁成分を処理するのみではなく、窒素の除去も大きなポイントとなります。 戸上電機製作所は豊富な実績から、脱窒素まで含めた養豚排水処理システムのご提案を行います。また、自動制御により省力化が可能です。 各種経営方針(一貫、繁殖、肥育)などに合わせて設計しております。
「膜分離式活性汚泥法」、「標準活性汚泥法」、「神奈川方式」での提案をいたします。膜分離後の水質によっては脱色も可能です。 自社にて定期メンテナンスも実施しておりますので、安心してご利用いただけます。
設置実例1
ここでは、膜分離活性汚泥法による養豚排水処理を採用してます。
生物処理、間欠曝気法による脱窒を行いながら、膜ろ過を経て、処理水を河川放流しています。
間欠曝気とは
間欠曝気とは、反応槽において、曝気時間を一定時間ごとに停止させます。
曝気OFFの時、脱窒菌が硝酸イオン、亜硝酸イオンの酸素を還元し、窒素ガスが放出されることで、脱窒が実現します。
養豚排水処理システム(肥育豚 12,000頭)
養豚排水処理システム(母豚 1,200頭)
水質例
| 項目 | 原水 | 膜処理水 | 一般排水基準値 |
|---|---|---|---|
| BOD (mg/L) | 20,000 | 6 | 120 |
| SS (mg/L) | 15,000 | 3 | 150 |
| T-N(mg/L) | 5,000 | 50 | 60 |
| 硝酸性窒素等(mg/L) | - | 40 | 100 |
設置実例2 (膜分離活性汚泥法+脱窒+オゾン脱色)
ここでは、生物処理および間欠曝気法による脱窒を採用しています。メタノール添加にて、不足したBOD源を添加し、脱窒を促進させます。
また更に、膜ろ過後に、オゾン脱色システムを設け、ほぼ無色の放流水を河川へ放流しています。
水質例
| 項目 | 原水 | 膜処理水 | オゾン処理水 | 一般排水基準値 |
|---|---|---|---|---|
| BOD (mg/L) | 5,000 | 5 | 10 | 120 |
| SS (mg/L) | 6,000 | <1 | <1 | 150 |
| T-N(mg/L) | 1,500 | - | - | 60 |
| 硝酸性窒素等(mg/L) | - | 60 | 50 | 100 |
| 色度(度) | - | 220 | 6 | - |
名前の通り、一般的に広く用いられる方法です。活性汚泥により連続的に有機物を分解し、沈殿槽にて静置することで、上澄み液を処理水として放流します。








